ここからは、振袖選びのポイントをはじめ「購入とレンタルの違い」「京都での振袖専門店選びのポイント」などについて詳しく解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

振袖選びといっても、まず何から始めればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは振袖選びから成人式までの流れ、そしてレンタルや購入をする場合の支払いについて詳しくご紹介していきます。

振袖選びから成人式までの流れ

振袖選びはどのようにすればいいのか、また成人式までにどのようなスケジュールで進んでいくのかを見ていきましょう。

振袖のお店探し

まずは振袖を購入したりレンタルしたりするお店探しからスタートです。最近では販売やレンタルをしている振袖を公式サイトに掲載している振袖専門店も多いですし、各店パンフレットを用意しています。それらをチェックしながら、自分が着たい振袖を扱っているお店を見つけましょう。

予約＆来店

振袖は画面や紙面で見るのと、実際に合わせてみるのとでは大きく印象が変わることもあります。気になるお店が見つかったら来店予約をして、実際に試着するためにお店を訪れましょう。

家族などの意見も聞きながら、お店でさまざまな振袖を見て、合わせて、お気に入りの1着を探してください。振袖のほかに帯や小物などを決めたら、レンタルの場合はプランを決めて契約します。購入の場合はその場で購入の手続きをしましょう。

前撮り

最近では成人式の当日より前に振袖姿を撮影する「前撮り」を行うのが一般的になっています。前撮りは振袖専門店併設のスタジオ、もしくは自分でスタジオを予約して決めた日時で撮影します。成人式当日に振袖を着るリハーサルにもなるので、当日の動きなどを想像しながら撮影に臨みましょう。

成人式当日

いよいよ成人式当日です。当日の朝は早い時間から着付けやメイクを行うので、前日は早めに寝てゆっくりと体を休めておきましょう。あとは人生で1度しかない成人式を、お気に入りの振袖で楽しんでください。

振袖のレンタルや購入の支払い

振袖のレンタルまたは購入の契約をするのは、成人式の1年以上前になることもあります。そのため実際に支払いをするのがいつなのか気になる方もいるでしょう。振袖の支払いは基本的に契約したタイミングで発生します。

支払い方法は振袖専門店によってさまざまなので、利用するお店と相談をして都合のいい支払い方法を選択しましょう。また料金の支払い時には必ず請求書の内容をよく確認し、後々トラブルにならないようにするのが大切です。

振袖自体を見て素敵だと思っても、実際に合わせてみると「何か違う…」と感じることも珍しくありません。振袖は色や柄がはっきりとしているので、似合う・似合わないの差が出やすいものです。

ここでは似合う振袖を見つけるために、振袖選びでチェックしたいポイントをご紹介します。

体型に合う振袖であるかどうか

同じ振袖でも、着る人の体型や体格によって見え方は変わります。たとえば背が高い人と低い人では着たときに目に入る着物の面積が違うので、柄の見え方も異なるのです。

柄だけ見て気に入って決めてしまうと、実際に着たときに思っていた印象と違ってしまう可能性もあるので、着て帯を付けたときの見え方は必ず確認しましょう。

肌の色との相性

日本人の中でも生まれ持った肌の色は異なります。色白の人、肌が黄色っぽい人、色黒の人などさまざまなので、肌の色と着物の相性もチェックしましょう。

最近ではパーソナルカラーといって、生まれ持った肌や髪、瞳の色などと調和する色を診断する方法があります。このパーソナルカラーにあたる色を選ぶと、肌との馴染みがよく、顔色がよく見えたり華やかに見えたりするのでおすすめです。

なりたいイメージ

体型や色などから似合うかどうかを判断することもできますが、自分が人からどう見られたいのかを考えて選ぶのもおすすめです。「可愛く見られたい」「かっこよく見られたい」「大人っぽく見られたい」などのイメージをはっきりさせておくと、自然に色や柄が絞れてくるはずです。

お店の方にも伝えやすくなるので、ぜひカタログなどを見ながら自分のなりたい姿を想像して決めてみてください。

迷ったら周囲に聞いてみる

せっかくの成人式なので自分で気に入った振袖を着るのが一番ですが、気になる振袖がいくつかあると悩んでしまう方もいるでしょう。どうしても自分で決められないのなら、いつも自分を見てくれている身近な人にアドバイスをもらうこともおすすめです。

人から見たときのイメージは自分で思っていたものと違う場合もあるので、率直な意見を言ってくれる人に聞いてみましょう。また家族や友人のほかに、専門家であるお店の方からのアドバイスも参考になります。

ここまで、成人式の振袖選びについてさまざまな解説をさせていただきました。

実際に自身やお子さんの振袖を選んだことがある方はどれくらいいるのでしょうか？今回はWEBのアンケート調査で聞いてみました。それでは結果の詳細を一緒に見ていきましょう。

振袖は購入やレンタル、リユースなどさまざまな方法で手に入れることができます。実際に自身やお子さんの振袖を選んだ経験をお持ちの方は、どの方法で入手したのでしょうか？

最も多かったのは「レンタル」で52%でした。レンタルでは、比較的リーズナブルな価格で振袖を着ることができます。

豊富な種類の振袖や小物を用意していたり、着付けからヘア、メイクまでトータルコーディネートを得意としている振袖専門店を利用すれば、レンタルでもお気に入りの振袖姿を叶えることが可能でしょう。また、着用後のメンテナンスや保管の手間がかからないという手軽さも人気の理由です。

次に多かったのは「購入」で47%でした。振袖を購入した場合は、自分だけのデザインで、自分にぴったりのサイズの振袖を手に入れることができます。一生に一度きりの成人式で世界に一つだけの振袖を着ることができるのは、他にはない魅力といえるでしょう。

振袖を「リユース」で手に入れたという方は1%でかなり少数派であるという結果になりました。

アンケートの結果は以上となります。当サイトでは、ヘア、メイク、着付け、撮影まで一流のトータルコーディネートを施してくれる京都の振袖専門店を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

次の見出しでは、振袖のレンタルと購入のそれぞれのメリット・デメリットについてポイントを押さえて解説させていただきます。

成人式の振袖は、レンタルするのか購入するのかでも迷うところです。成人式以外に着る機会がないからレンタルをするのがいいのか、一生に一度の思い出だから購入して残すのがいいのか、それぞれのメリットやデメリットを見ながら決めてみてください。

振袖をレンタルするメリットとデメリット

まずは購入する場合にどのようなメリットとデメリットがあるのかを見てみましょう。

メリット

振袖をレンタルする大きなメリットとして、購入よりも経済的という点が挙げられます。振袖は購入すると数十万円になるものも多く、帯などを合わせると大きな出費になってしまいます。成人式の一度だけしか振袖を着ないのなら、購入するよりレンタルのほうが断然お得です。

またレンタルには、保管の手間がいらないというメリットもあります。振袖は扱いが難しく定期的にメンテナンスを行わないと、汚れてしまったり傷んでしまったりすることも珍しくありません。保管する場所も確保しなければならないので、そういった手間や不安をなくしたいのならレンタルがおすすめです。

そしてレンタルなら、最新の振袖を着られるというメリットもあります。振袖は形に流行り廃りがないため、どの時代でも同じ振袖を着て違和感はありませんが、それでも色や柄などのトレンドは変わっていきます。何度か着る機会があっても、そのときの最新の振袖を着たいという方はレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。

デメリット

振袖をレンタルするデメリットとして、体型によっては選択肢が狭まってしまうことが挙げられます。レンタルの振袖は平均的な体型の方向けのものを多く扱っているので、身長が高い方や低い方などの場合はサイズが合う物が少ないことも珍しくありません。

また成人式以降何度か振袖を着る機会があるのなら、購入したほうがお得になることもあります。自分だけでなく姉妹や親戚同士でも着るのなら、レンタルよりも購入の方がいいでしょう。

振袖を購入するメリット・デメリット

続いて振袖を購入する場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

まずメリットとして挙げられるのは、数回着るのならレンタルよりも安いということです。友人や親戚の結婚式に出席する予定がある方や、妹がいて振袖を着る予定ならそのたびにレンタルするよりもお得です。

また大切な思い出として残しておけるというメリットもあります。成人式は人生でも大きな一歩を踏み出すタイミングであり、一度しか参加できない貴重な場所です。その思い出を形に残しておきたいのなら、振袖を購入するのがおすすめです。

そして自分にピッタリのサイズに仕立てられるというのも購入のメリットです。とくに平均的な体型でない方はレンタルだと選択肢が少なく、お気に入りの1着を見つけられない可能性もあります。サイズが合っていると着姿も非常にきれいなので、レンタルで思い通りの振袖を見つけられなかった場合は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

デメリット

振袖を購入するデメリットとしては、お手入れや保管の費用と手間がかかるという点が挙げられます。クリーニングやシミ抜きを依頼すると費用もかかりますし、保管しておく場所の確保や年に数回の風通しも必要です。振袖を扱ったことがない方にとっては、これらの手間が難しく感じたりストレスになったりするかもしれません。

また1回しか着用しない場合は、レンタルよりも高額になりやすいというデメリットもあります。せっかく高い費用を出して購入しても着る機会がないのならレンタルしたほうがお得なので、費用面でレンタルを選択する方も少なくありません。

振袖はレンタルでも購入でもけっして安くない費用がかかるので、できれば事前にどのくらいかかるのかを知っておきたいところです。ここではレンタルと購入それぞれの料金相場をご紹介していくので、ぜひお店選びや振袖選びの際の参考にしてみてください。

振袖をレンタルする場合の料金相場

レンタルの場合、何をレンタルするのかでも料金は変わります。振袖と帯だけなのか、必要なものをすべてをレンタルするのかでも大きく異なりますし、前撮りなども含めたプランの場合はそれよりも高額になります。

また振袖自体が高いものであると、レンタル費用も高額になるので注意が必要です。

多くのお店ではレンタルにも「オーダーレンタル」と「プレタレンタル」の2種類を用意しており、この2つでも料金に差が生まれます。オーダーレンタルは新作・未仕立て振袖をお仕立てしてレンタルするコースで、着付けに必要なもの全てと前撮りも含めて20万円前後が料金相場となっています。

すでに仕立ててある振袖をレンタルするプレタレンタルの場合、オーダーレンタル同様必要なものや前撮りを含めて10万円前後が相場です。またプランの中には前撮りや本番の際のヘアメイクや着付けも含まれていることが多いですが、中にはこれらの費用がオプションになっていることもあるので、何が含まれているのかは事前にしっかりと確認しておきましょう。

振袖を購入する場合の料金相場

振袖を購入する場合も、レンタルと同じようにどのようなものを購入するかで費用は大きく変わります。振袖自体の値段がピンからキリまであり、中には数百万円になるものも存在します。

こだわればこだわるほど高額になっていくので、購入する場合はまず予算から決めておいたほうがいいかもしれません。

ただし一般的な振袖の料金相場は、振袖のほかに着付けに必要なものすべてを含めて30万円前後となっています。またお店によってはこの金額の中に、前撮り費用や前撮りと成人式当日のヘアメイクなども含まれていることもあります。さらにサービスのいいお店だと数年間のメンテンスサービスなど、振袖の保管やメンテナンスに関する費用も含めて提示していることがあるようです。

このように振袖はレンタルと購入、また振袖の種類などによって料金が大きく変わるので、どのくらいの予算を用意できるかを考えて、レンタルと購入どちらにするのかを決めてみてください。

成人式は一生に一度の大切な日であり、大人への一歩を踏み出す貴重な日でもあります。そんな成人式をより華やかに彩る振袖選びには、ぜひ種類が豊富で料金やサポート面で不安のない振袖専門店を選びましょう。

自分らしいお気に入りの一着で成人式に参加できれば、忘れられない大切な思い出になるはずです。京都府にもたくさんの振袖専門店がありますが、まずは公式サイトを見たり相談会に参加したりしながら、安心して購入やレンタルができるお店を見つけてみてください。