• ママ振袖の人気が上昇中!?おしゃれにコーディネートするには?

  • 公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/04/25

ママ振袖とは、母親が着ていた振袖のことです。実はいま、若い女性たちの間で、ママ振袖が人気を集めているのです。小物などを工夫すれば、ママ振袖を現代風にアレンジして着こなすこともできます。そこで今回の記事では、ママ振袖の人気が上昇している理由や、ママ振袖をおしゃれにコーディネートするポイントについて解説しましょう。

ママ振袖の人気が高まっている理由

一般的に振袖はレンタルするか、購入する方が多いでしょう。いまママ振袖の人気が高まっているのは、なぜでしょうか。

母親世代が着ていた振袖は、職人による手作業で染められたものです。いわば高級品なので、年数が経っても上質な着物であることは変わりません。状態がよければお嬢様が受け継いで、成人式や卒業式、結婚式などでも振袖を着用できます。

もしサイズが合わない場合は、きもの専門店に持ち込めばサイズ直しも可能です。実家などにママ振袖がある女性は、活用してはいかがでしょうか。

ママ振袖を着用するメリット

ママ振袖には、うれしいメリットがあります。ここでは、ママ振袖を着用するメリットについて解説しましょう。

コストを抑えられる

新たに振袖を購入する場合は30~60万の費用がかかります。振袖や帯、草履などを一式レンタルする場合でも9万円~25万円ほどかかります。ママ振袖なら購入やレンタルする必要がないので、コストを大幅に抑えられるので

振袖のメンテナンス費用や小物の購入費用、着付け費用やヘアセット費用と前撮り撮影料と写真代で済みます。

家族の思い出になる

ママ振袖をお嬢様が着るのは、家族にとって感慨深いものでしょう。お母様からお嬢様へ大切な振袖を受け継ぐことで、家族みんなの思い出に残るはずです。さらに、将来はお孫様が振袖を受け継ぐ可能性もあります。

アンティーク感を楽しめる

ママ振袖は、トラディショナル(古典)なデザインで流行がなく、華やかで品があり、絞りや手染めなど伝統工芸の技から制作された振袖の上質感は誰の目からも違いが分かります。

アンティーク感がある振袖や、個性的な振袖を着たい方にもおすすめです。成人式会場でも注目を集め、自分だけの個性を表現できるでしょう。

ママ振袖を着るときに気をつけること

年代物のママ振袖だからこそ、着る前に気をつけるべきポイントを説明しましょう。

サイズを確認

ママ振袖は、母親の身長などに合わせて仕立てられています。ですから、お嬢様にサイズが合うかあらかじめ確認しておきましょう。母親よりお嬢様の身長が高い場合、ママ振袖を着用すると丈が短くなってしまう可能性があります。

また、お母様とお嬢様の身長が同じであっても、腕の長さには個人差があります。呉服店などでサイズ直ししてもらえるので、早めにサイズが合うか確認してください。また、草履も履いてみて、サイズを確認しておきましょう。

汚れがないか確認

ママ振袖は長く保管しているはずなので、汗やシミなどが浮き出てくることもあります。早めに状態をチェックして、必要があれば専門業者にメンテナンスしてもらいましょう。シミやシワを見つけても、家庭での洗濯は避けてください。生地が傷んだり、縮んでしまったりします。

ママ振袖の着用後は、クリーニングに出しましょう。丁寧にたたんで湿気が多い場所を避けて保管してください。

今後も長く着用できるようにメンテナンスには気をつけましょう。

小物がそろっているか確認

振袖を着るときは、和装用の下着など、さまざまなものが必要になります。また、草履やバッグなども劣化していないか注意して見ていください。

足りない小物があれば、購入やレンタルが可能です。一式レンタルしているお店もあるので調べて相談されると便利です。

ママ振袖のおしゃれなコーディネート

ママ振袖は昭和な感じがして、おしゃれではないと思う方もいるかもしれません。しかし、工夫次第でおしゃれに着こなせるのがママ振袖の魅力です。

ここでは、ママ振袖をおしゃれに着こなすコーディネートについて紹介しましょう。

小物で個性を出す

華やかな小物を合わせることで、ママ振袖の印象は大きく変わります。たとえば、半衿や帯揚げを華やかな柄にするのと、顔周りの印象が一気に変わります

さらに、レースの手袋や、個性的なアイテムを取り入れるのもおすすめです。また、エナメル製の草履やバッグを合わせると、現代的な雰囲気になります。

ヘアメイクにこだわる

特に成人式は晴れの日なので、思い切ったヘアメイクに挑戦してもいいでしょう。ヘアスタイルにトレンドを取り入れて、編み込みにしたり、ハーフアップにしたり、かわいらしさを演出しましょう。また、華やかな髪飾りもおすすめです。

さらに、目元に大粒のラメをつけるなど、メイクもいつも華やかにしましょう。大きめのピアスをつけるのも素敵です。

まとめ

今回はママ振袖の人気が上昇している理由や、おしゃれにコーディネートするポイントについて解説しました。お母様の実家などに眠っている振袖があるなら、ぜひ成人式に着用しましょう。レンタルいただくのが一番お安いですが、購入に比べるとコストを少し抑えられます。さらに、小物やヘアメイクなどを工夫することで個性的なコーディネートが楽しめます。
上質感と想い出重視される方にはママ振袖がおすすめです。
事前にシミなどがないかチェックしておき、ママ振袖を楽しんでください。

【京都府】振袖購入・レンタルでおすすめの専門店はこちら

振袖関連コラム

投稿記事一覧