• お手洗いはどうする?振袖着用当日に慌てないために予習しよう

  • 公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/07/07

成人式といえば、華やかな振袖姿を楽しみにしている方が多いのではないでしょうか。普段着慣れない振袖なので、成人式当日はプロに着付けを頼む方がほとんど。では成人式のときにお手洗いに行きたくなったらどうすればよいのでしょうか。今回は振袖着用時のお手洗い事情についてご紹介します。

振袖でお手洗いに行くときにあると便利なアイテムは?

振袖着用時にお手洗いに行くときに、準備しておくと安心なアイテムについてご紹介します。

クリップ

振袖は袖や裾が長いのでお手洗いに入ったときに汚れないよう、クリップがあると便利です。大きめのクリップや洗濯ばさみを持っておくのがよいでしょう。あまり大きくても邪魔になるので、クリップが入るバッグなどを用意しておきましょう。

またどんな風にクリップをつけるとよいか、着付けのときに聞いておいたり練習しておいたりするとより安心です。

ローライズショーツ

振袖はおはしょり周辺の長じゅばんや、肌着がずれてしまうのを防ぐため、ハイウエストなショーツよりローライズショーツを履くのがおすすめです

お腹周りには帯や長じゅばん、タオルなどが重なっていてかなりボリュームがあります。ローライズショーツならスッと脱ぐことができるでしょう。

生理のときの準備

女性が心配なのが、成人式のときに生理になってしまうことです。もし生理と日程がかぶってしまっても対策できるように、生理用品をしっかり準備しておきましょう。

振袖を着ているとなかなかお手洗いに行くタイミングがなかったり、大きな会場だとお手洗いが混んでいたりする可能性もあります。

振袖が汚れないように、大きめのナプキンやタンポンを使用するとよいでしょう。サニタリーショーツを履くとより安心ですが、お腹まですっぽり覆ってくれるタイプは着崩れの原因に。

ローライズタイプのサニタリーショーツがよいでしょう。クロッチが二重になっているものであれば、ナプキンの羽をしまい込むことができるので着付けのときにナプキンの羽を見られる心配がありません。

生理痛が酷い方は、鎮痛剤を飲んだり持っていったりすると安心です。また万が一振袖が汚れてしまったときのために、大判のショールを持って行くとよいでしょう。汚れたところを隠すことができます。

振袖でお手洗いに行くときの対処法

振袖でお手洗いに行くときの注意点やポイントについて詳しく解説します。

時間に余裕を持ってお手洗いに行く

なるべくお手洗いに行かずに成人式を終えることができればよいですが、生理のときや着付けの準備の時間が早かった場合などは、お手洗いに行かざるをえません。また、お手洗いが混んでいるかもしれません。

地域の会館や体育館での成人式開催の場合、お手洗いが狭いところや和式ばかりの可能性もあります。できれば、自宅のお手洗いや広いお手洗いに早めに行っておくことをおすすめします。会場でお手洗いに行く場合は、式典が始まる前に行っておきましょう。

裾の上げ下ろしに気をつける

振袖は袖が長いのが特徴。汚れないよう、袖を1枚ずつめくってから便座に座りましょう

背中には帯結びがあるので、汚れたり着崩れたりしないよう、深く座らないようにしてください。お手洗いがすんだら裾除け、長じゅばん、振袖と裾を優しく1枚ずつ元に戻します。

着崩れていないかチェックする

裾をもどしたら、おはしょりが上がっていないか確認しておきましょう。めくれていたりしわが入っていないかを確認。

もし帯が下がっていたらおはしょりの部分から指先をいれて帯を持ち上げます。あとは全体像を鏡でチェックしましょう。

着崩れてたらどうする?着崩れを直す方法

振袖を着て実際に着崩れてしまったらどうすればよいでしょうか?直す方法について解説します。

成人式会場についた後

会場についてしまったら、自分で何とかするしかありません。崩れやすいのは襟元、裾の長さ、帯締めや帯揚げなどで、崩れた場所によって対処方法が異なります。適当に引っ張ると更に着崩れてしまうので気をつけましょう

本番当日前に動画などでやり方をチェックしておくと当日あわてなくてすみます。

また、中には当日に着崩れを治すサポートをしているお店もありますので、振袖を予約したお店に事前に確認しておくと、いざというときに頼りになります。

成人式会場に向かう前の場合

美容室や着付け会場で着付けをしてもらい、成人式会場に向かう前に振袖が着崩れてしまったら、着付けしてもらった会場に連絡してみるのもひとつの手です

もしかしたらもともとの着付けが緩めだったかもしれません。着付け会場は予約で混んでいるため、電話で確認してみるのがおすすめ。また身内のなかで着付けに詳しければ、頼んで自宅で直してもらうのもよいでしょう。

まとめ

振袖を着るのはなかなか機会がないため、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし体調不良や生理、着付け時間が早かった場合などは着付け後にお手洗いに行きたくなってしまうケースがあります。当日あわてないように、着崩れたときの直し方や利用予定のお店のサポートサービス、それにお手洗いに入るときの裾や袖のさばき方をあらかじめ確認しておきましょう。またお手洗いに行く場合は袖をとめるクリップや洗濯ばさみがあると便利です。生理になってしまった場合は、サニタリーショーツや大きめのナプキン、タンポンなどを用意しておきます。しっかりした準備をしておけば、振袖でお手洗いに行っても焦ることなく成人式を楽しめるでしょう。

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