• 振袖を着るために必要なものとは?レンタルする際の必要なものも解説

  • 公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/04/25

振袖を着るときは、洋服と違ってさまざまな小物などが必要です。しかし、何を用意するべきか戸惑う方も少なくありません。そこで今回の記事では、振袖を着るために必要なものについて解説しましょう。また、振袖をレンタルするときに必要なものについても説明するので、振袖を着る予定がある方は参考にしてください。

振袖を着るために必要なもの

振袖を着るときは、振袖の下にたくさんの衣類を身につけます。まずは、振袖を着るために必要なものについて順番に解説します。

■振袖と一緒に身につけるもの

振袖を着るときには、袋帯、和装用の肌着、長襦袢(ながじゅばん)、半衿(はんえり)、重ね衿、帯揚げ、帯締めが必要になります。フォーマルな振袖に合うのが、袋帯とよばれる袋状に織られた帯です。

和装用の下着は、肌襦袢、裾よけともよばれ、ワンピースタイプと上下が分かれたセパレートタイプがあります。下着の上には、長襦袢とよばれるインナーを着ます。

白色や薄い色が多く、着崩れを防止する役目もあり、長襦袢が振袖の丈にあっているか確認しましょう.長襦袢の衿元には、半衿を縫いつけておきます。半衿は素材や柄の種類が豊富で、刺繍入りで華やかなタイプもあります。

半衿と振袖の間に重ね衿をのぞかせることで、顔周りがより華やかになります。帯と着物の間にふんわりと巻いて挟む、帯揚げという布も必要です。

帯を締めた後で、帯の上から1周ぐるりと巻きつけるのが帯締めです。飾りがないシンプルな紐状のものが一般的ですが、最近ではパールなどがついたおしゃれなタイプもあります。

■華やかさをプラスするもの

振袖を着るときは、草履やバッグも大切なアイテムです。どちらも華やかなデザインと、シンプルなデザインがあります。草履は、かかとが少しはみ出るくらいの小さなサイズを選びましょう。

髪に髪飾りをつけると、より華やかな雰囲気を楽しめます。かんざしタイプや造花タイプなど、さまざまな髪飾りがあるので、顔や全身の雰囲気に合うタイプを選びましょう。

また、成人式がある冬には、防寒アイテムとしてショールを首回りに巻く方も多いものです。さらに、和装用のストッキングであるスタッキングも用意しましょう。雨や雪で足元が悪い日は、草履カバーを使用する場合もあります。

振袖を着るときに必要な小物

振袖を着るときは、着付けを楽にするために、また、着崩れを防ぐために、さまざまな小物を使用します。ここでは、振袖を着るときに必要な小物について解説しましょう。

■肌着や襟元に使用するもの

まず必要となるのは、腰紐、伊達締め、衿芯、コーリンベルト、足袋です。着崩れを防ぐために使用する腰紐はだいたい4~5本必要ですが、人によって使用する本数は変わります。さらに、長襦袢の上などに伊達締めを巻いて、着崩れを防ぎます。また、衿芯は半衿の下に入れて、長襦袢の衿の形を整えます。長襦袢の衿がきれいに整っていると、着姿の衿元も美しくみえます。コーリンベルトは、ゴム紐のようなもので、衿元を整えるのに便利です。足袋は和装の靴下です。

■帯を結ぶときに必要になるもの

帯を結ぶために、帯枕、前板、後板(うしろいた)トリプル仮紐が必要です。帯を結ぶときの土台として帯枕を使います。帯の下には、前板や後板とよばれる道具も使います。

また、和装は寸胴の体型の方が美しく見えるため、体型を補正するためにフェイスタオルなどを胸元に入れます。体型によって使用する枚数は違うので、4・5枚ほどフェイスタオルを用意しておくと安心です。

振袖をレンタルするときに必要なもの

振袖や帯などをセットでレンタルする方も多いものです。実際に振袖をレンタルするときには、自分で何を用意したらよいのでしょうか。

■直接肌に触れるものは持参する

レンタルプランを利用すると、振袖だけでなく、帯や草履などもセットで用意してもらえます。しかし、足袋や肌着のように肌に直接触れるものは、持参しなければいけない場合もあります。

足袋は白色が基本ですが、刺繍入りのおしゃれなデザインもあります。足のサイズに足袋が合っているか、試し履きなどで確認してください。

また、補正で使うためのフェイスタオルを多め(4~5枚)に用意しましょう。

■事前のチェックが大切

振袖を着るときは、さまざまな道具や小物が必要になると理解してもらえたはずです。レンタルする場合でも、自分で用意するべきものをしっかり確認してください。

普段着なれないので、振袖を着ることに緊張してしまう方も少なくありません。当日になって小物が足りないことに気づき、焦ってしまうのは避けたいところです。

着付けしてくれる着付け師や美容師などに、事前に持ち物を確認しておきましょう

まとめ

今回は、振袖を着るために必要なものや、レンタルする際の必要なものについて解説しました。成人式や結婚式などで振袖を着ると、特別な一日を楽しめます。振袖を着るときは、さまざまなものが必要になりますが、事前に用意しておけば当日に慌てることもないはずです。着付けに必要なものを確認しておき、心の余裕をもって振袖姿を楽しんでください。

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