公開日:2023/07/15
振袖を着るのは特別なときだからこそ、指先のネイルにもこだわりたいはずです。しかし、「振袖には何色のネイルが合うの」「どんなデザインがいいの」と悩む方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、振袖に合うネイルカラーやデザインについて解説します。振袖に合ったネイルで、振袖姿の一日をより華やかで楽しいものにしましょう。
振袖と洋服では似合うヘアメイクが変わるように、似合うネイルも異なるものです。いつもと同じネイルでは、振袖を着たときに指先だけミスマッチな印象を与えかねません。そこで、振袖にぴったりなネイルを選ぶコツを解説します。
振袖に合わせるネイルは、シンプルかつ上品なものがおすすめです。振袖は色鮮やかで豪華な柄が入っているものが多いため、装飾の多いネイルにするとやり過ぎ感が出てしまいます。
そのため振袖に合わせるネイルは、振袖を引き立てるようなシンプルで品のあるものにしましょう。
振袖の色にネイルカラーを合わせると、全体的にまとまりのある印象になります。柄に含まれる色や帯の色をアクセントとして入れると、より華やかな手元になるでしょう。
振袖の色によって、似合うネイルカラーも異なるものです。そこで、振袖の色ごとに似合うネイルカラーについて解説します。
振袖の定番ともいえる赤色の振袖には、赤色をベースカラーにしたネイルがおすすめです。
赤といってもさまざまな赤があるので色のトーンが合うネイルカラーを選びましょう。かわいいピンク色の振袖には、やさしい色合いを引き立てる薄ピンクのネイルカラーや、明るいベージュのネイルカラーが似合います。
ピュアで清楚な印象の白色の振袖には、指先をきれいに見せるベージュや淡いピンク、クリアカラーがぴったりです。
これらの色をベースに、部分的にゴールドやシルバーを入れたり、ラインストーンをのせたりすると華やかになります。
明るいイメージの黄色やオレンジ色の振袖には、ライムイエローやアプリコットなど同系色のネイルカラーを選ぶのが最適です。
また、黄色やオレンジ色の振袖の小物には緑や紺が使われていることが多いので、緑や青系のカラーをポイントで入れるとかわいくポップにまとまります。
クールな印象の青色や緑色の振袖には、ライトブルーやグラスグリーンなど同系色のネイルカラーが似合います。
青色または緑色をベースに、部分的に白色や黒色、ゴールドなどを使ったデザインにすると、洗練された雰囲気のネイルが楽しめるでしょう。
気品ある紫色の振袖には、ラベンダーやバイオレットなど同系色のネイルカラーがおすすめです。
すべての指を紫色にせずに、何本かの指を違うカラーにするとセンスよくまとまります。その際は、紫色の振袖の小物によく使われる赤やベージュを取り入れてみましょう。
大人っぽくモダンな黒色の振袖には、黒、白、赤のネイルカラーが似合います。これらの色をメインに、ゴールドをワンポイントとして使うと優雅な雰囲気になるでしょう。
近年人気が高まっている茶色の振袖には、ベージュやクリーム色など同系色のネイルカラーがベストです。白やゴールドをアクセントにするとおしゃれなネイルになります。
ネイルをどんなデザインにするかお悩みの方もいるのではないでしょうか?そこで、振袖に似合う柄とパーツの組み合わせ方の一例をご紹介します。
和を感じさせる和柄は、振袖とも相性抜群です。着物によく使われる市松模様や麻の葉模様、籠目模様などをネイルに取り入れるとモダンな和の雰囲気になります。
さらにワンポイントとして、パールやラインストーンを組み合わせると華やかさをプラスできるでしょう。
フレンチネイルとは全体をクリアカラーで塗り、指の先端にだけホワイトカラーをのせたデザインのことです。基本的なデザインをアレンジすることで、振袖にも合うネイルになります。
おすすめは、ホワイトカラーの代わりにゴールドやシルバーのネイルカラーを使うことです。そこに桜や梅、菊など花柄シールをのせれば印象的なネイルになります。
グラデーションとは、指先から根元までに少しずつカラーが変化するデザインです。そこにホログラフィーという技術でつくられたホログラムパーツをつければ、手を動かすたびにキラキラと輝いて上品な美しさを演出できます。
自分でできるセルフネイルとプロにお任せできるネイルサロン、ネイルをするならどちらがいいのでしょうか?ここでは、セルフネイルとサロンのメリット・デメリットを解説します。
費用をかけずに好きなデザインを楽しめるのがセルフネイルのメリットです。近年ではセルフ用のキットやネイルシール、ネイルチップなどが販売されており、誰でも簡単にセルフネイルができます。
しかし、自分の技量によって完成度が左右されるのがセルフネイルのデメリットです。セルフネイルは、ローコストで自由に楽しみたい方や短期間だけネイルをしたい方に向いています。
ネイルサロンのメリットは、専門的な知識と技術を身につけたネイリストに施術してもらえることです。
難しい手描きアートや複雑なデザインにも対応してもらえます。さらに、仕上がりが美しく長もちするのもサロンを利用するメリットといえるでしょう。
その反面ネイルサロンのデメリットは、1回あたり5,000円~2万円程度の料金がかかることです。また、ネイルのデザインによっては除光液で簡単に落とせない場合があります。
とはいえ、ネイリストにしか実現できないデザインもあるので、ネイルにこだわりたい方はサロンを利用してみましょう。
振袖を着るときは、着物や帯などのメインとなるアイテムや、ヘアメイクに気を取られがちです。しかし、写真を撮ったりする際は手元が目立つシーンも多いため、細部まで意識する必要があります。
ネイルも振袖の色や柄に合わせたデザインにすれば、見た目の完成度が高まるだけでなく、気分もあがるでしょう。振袖に合うネイルにはさまざまな選択肢があるので、指先までこだわって振袖姿を楽しんでみてください。