振袖着用時の髪型を決める際のポイントや注意点について解説！

普段のヘアスタイルは自分に合うものがよく分かっているという人でも、振袖を着るときはどのようにしたらよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。どんなに素晴らしい振袖を選んでも、髪型がそれに合っていなければ残念な結果になってしまいます。髪型はどのように決めればよいのか、ポイントと注意点について解説しましょう。

振袖着用時の髪型を決める際のポイント
振袖姿に合う髪型をレングスごとに紹介
振袖着用時の髪型を決める際の注意点
まとめ

振袖着用時の髪型を決める際のポイント

人は髪型によってだいぶ印象が変わるものですが、振袖を着用するときにありがちな失敗で年齢よりも老けて見られてしまうということもあります。せっかくの成人式のため、ほかの誰よりもきれいに見られたいはず、後悔しないためには次のポイントを押さえるようにしてください。

美容室選びが肝心

いつもの行きつけの美容室にお願いするつもりだとしても、その美容室では振袖着用時のヘアメイクを得意としていない場合もあるものです。また、和装のヘアメイクなら地元で昔からやっている美容室が間違いないとお願いしたら、いつの時代の流行なのか分からないような、古臭い仕上がりになったという失敗談も耳にします。

美容室を選ぶなら、成人式の支度の経験が豊富かどうか、毎年多くの人が利用しているかどうかをチェックしてみてください。去年の成人式ではどのようなスタイルに仕上げたのか、サンプル写真などを見せてもらうこともおすすめです。

自分がなりたいイメージを伝える

美容師さんの中には、技術が高くその人に似合うヘアスタイルを的確に提案してくれる人もたくさんいます。けれども、そんな素晴らしい美容師さんが提案してくれたヘアスタイルも、自分の好みでなかったら不満を感じることでしょう。

振袖の髪型も、美容師さんおすすめではなく自分がイメージするような自分スタイルに仕上げてもらいましょう。そのためには自分が思い描いているイメージを伝えることがとても大切です。イメージを表現するのが難しければ、それに近い写真や画像を利用してみてください。

振袖姿に合う髪型をレングスごとに紹介

振袖、着物の着用時に合う髪型は、自分の髪の長さによってさまざまなものがあります。髪の長さ、レングスごとに合う髪型を見ていきましょう。

ショートヘアの場合

アレンジするだけの長さがないと諦めなくても大丈夫、前髪をかき上げたりふんわりアップさせポンパドールにしたりするなど、意外とアレンジできます。サイドを編み込んでみたり、巻いてまとめ大ぶりの髪飾りで華やかに仕上げたりするのもおすすめです。

ショートボブで黒髪なら、そのままストレートでも毛先を内・外に巻いても、どんな振袖にも似合う髪型になります。

ロングヘアの場合

振袖着用時のヘアスタイルでバリエーション豊富なのは、やっぱりロングヘアでしょう。伝統的な日本髪を結うこともできるうえ、ふんわりまとめたりお団子、三つ編みや編み込みにしたりするなど、自分でもどれにしようか迷ってしまうかもしれません。

成人式でよく見かける振袖の髪型といえばシニヨン、まとめ髪でしょう。サイドをねじって立体感のあるシニヨンにしたり、もっと華やかに見えるボリュームのあるアップスタイルにしたりすれば元気な印象を与えます。

ガーリーな印象のハーフアップは、編み込んだり全体をゆるめに巻いたりするのもおすすめです。最近はツインテールも人気、ロングならではのポニーテールなら、レースを巻きつけるアレンジも人気です。

また、ふんわりさせるだけでなく、全体をストレートに仕上げればクールな印象になります。ストレートヘアの場合は、うねらないようにしっかりとアイロンで伸ばすようにして、髪飾りはシンプルなものが合います。

振袖着用時の髪型を決める際の注意点

髪型で失敗しないためのポイントは、次のようなものがあります。

イメージに近い写真を複数枚用意する

自分のなりたいイメージを口頭で伝えようとしても、残念ながらあまり伝わらないこともあります。言葉にするよりも、イメージそのものを目で確認してもらうのが間違いありません。自分が思い描く髪型に近い写真を探し、複数枚用意してください。正面から見た写真だけでなく、横や後ろから撮影したものがあるとよりイメージが伝わりやすくなります。