• 成人式で着用する振袖の試着は必要?流れや注意点について解説!

  • 公開日:2023/02/01  最終更新日:2023/02/24

成人式で着る振袖は、着物の色や柄を選ぶだけでよいと考えている方も多いのではないでしょうか。振袖は洋服とは違う作りだからこそ、きれいに着こなすためには試着が大切になってくるのです。そこで、今回は振袖の試着が必要な理由や試着までの流れ、注意点などを解説します。チェックしてみてください。

成人式で着用する振袖の試着は必要?

振袖は洋服のようにいろんなサイズがあるわけでもないのになぜ試着が必要なのか、疑問に思う人も多いでしょう。振袖は肌の色や体形で印象を大きく変化させます。

ほかの人が同じ振袖を着たとしても、それぞれに違う肌色や体形で印象が大きく変わるのです。そのため、振袖選びは納得するまで試着するのが大切になります。

自分に似合う振袖を見つけやすい

好きな振袖の色や柄があれば、まずは試着してみるのが一番です。実際に羽織ってみると顔の映り方で好みではなかった振袖が自分に似合っている可能性もあります。自分に似合う振袖を選ぶためには数多く試着してみるのが一番です。

羽織ると全体像をイメージしやすい

振袖は見た目と着たときではイメージが大きく変わります。また、試着した状態で一緒に使う帯やバッグのイメージも変わってくるため、仕上がり状態をイメージしやすいのです。何より振袖は色の範囲が大きく、柄も試着により肌色に合っているかチェックできる重要なタイミングになります。

洋服の試着より長い時間が必要

振袖の身巾や身丈、袖の長さなど細部にわたりチェックしていくため、洋服の試着のように短時間では終わりません。最低でも2、3時間は必要です。しかし、成人式で振袖を着る予定があるのなら当日、きれいに着こなすためにも試着がとても大切です。

振袖の試着に行く際の服装のポイント

振袖の試着にはどのような服装で行けばよいのか、不安に思う人も多いでしょう。こちらでは試着に行く際のポイントをいくつか紹介します。

Tシャツで試着に行く

洋服の上から振袖を試着して全体をイメージします。そのため、振袖の下から洋服が見えただけで当日のイメージが変わる恐れがあるのです。

とくにパーカーなどはフードが邪魔で肩回りや柄が分からなくなります。全体もイメージしづらくなるので避けるのが無難です。一番よい服装はTシャツや半袖、七分袖のような腕まくりのできる服装や身体の線が出るものであれば安心です。

パンツやスカートは裾の広がりがないもの

パンツやスカートは裾が広がらないものを選びましょう。着物の試着時は体全体のラインを見ていきます。

とくにお尻回りがごわつくようなフレアスカートなどはいつもより太ったイメージに見え、振袖を着たときのイメージも変わってしまうのです。振袖の試着には、なるべく体にフィットしたスキニーパンツやタイトスカートを選ぶとよいでしょう。

服装は季節ごとに注意

冬場は厚手の服装が多くなります。厚手の服装で振袖を試着すれば太って見えてしまう、イメージがつかみづらいなどの可能性があります。冬場は中に薄手のものを着ていき、厚手の上着を脱いで試着するのがよい試着方法だといえます。

また、夏場には薄手の服装が多くなりますが、ノースリーブで試着に行くのは避けましょう。汗をかきやすい夏場にはノースリーブで振袖を試着すれば、振袖に汗じみを作ります。汗じみは振袖を変色させてしまう原因にもなるのです。

振袖を試着するまでの流れ

成人式の振袖を試着するなら、来店予約しておくのがおすすめです。来店予約なしでも試着可能な店舗はあるようですが、予約している方が優先的に案内されるため長時間待たされる可能性があります。

また、試着には2、3時間ほど必要なので予約しておいたほうがスムーズに振袖選びができるはずです。

振袖はなるべく多く羽織る

振袖はなるべく多く試着したほうが自分に合った振袖を見つけやすいでしょう。振袖には色や柄、模様などがあり2、3着羽織っただけでは自分に合った振袖が分かりづらいのです。

振袖の試着は多い人で10着ほど羽織るといいます。羽織る着数に制限がなければ、多くの振袖を試着し、納得するまで試着するのが自分に一番合ったものを選ぶポイントになります。

小物を合わせる

自分に似合う振袖が決まれば、次に振袖に合う小物を選んでいきます。重ねえりや帯、帯揚げ、帯締め、バッグ、草履などです。振袖の中に取り入れられた色や柄などを考慮しながら合わせていきます。

ほかの人と同じ振袖を選んでも選ぶ小物で違ったイメージなり個性が出ます。さまざまな小物をあてて自分の好みに合うコーディネートに仕上げていきましょう。

成人式の振袖選びは高校3年生から開始

成人式の振袖選びは年々、早くなる傾向があります。人気デザインの振袖は早い時期から予約しておかなければ着られないのですが、近年では高校3年生頃から振袖を探し始める人が多いのです。

また、時期としては1月~3月がおすすめで、1月は通年を通して振袖の種類が多く、お気に入りを見つけやすい時期でもあります。さらに来店予約しておけば割引や特典が用意されている可能性もあり、上手に利用したほうがお得ですね。

まとめ

成人式は人生中でもっとも思い出深い日となります。また、大切な節目なので自分に合った振袖をきれいに着こなすための試着が重要となるのです。好みの振袖を羽織ってみるとメージが違っている場合もあります。振袖は納得するまで多く試着してみるのが大切です。また、自分をよく知る人と一緒に来店し、アドバイスしてもらうのもよいでしょう。自分がイメージする姿で大切な日を迎えましょう。

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